ちょっとの畑仕事で筋肉痛、体が痛いです。どこかまだ入ったことのない温泉に行こうという話が、十和田湖にドライブへと発展しました。
ミズナラの木
ミズナラ自体は珍しくないのですが、右に蔦川の渓流、左が遊歩道で真中がミズナラというのが象徴的なので写しました。
砥草(とくさ)。 これを束ねると、サンドペーパーとして使える(?)。
高村光太郎の「乙女の像」。
光太郎は千恵子を亡くしたあとここに来たとのことです、十和田湖はどう見えたのでしょうか。
光太郎はここで「はらわたや粘液や脂や汗や生きもののきたならしさはここにない」と言っています。 昭和28年といえばちょうど僕の父親の活躍した時代で、当時の清冽な真剣さを感じます。
十和田は、山菜・キノコで有名。 こんな札やクマに注意の立て札が沢山ありました。
やっと温泉に来ました、これは蔦(つた)温泉。 旅館の中のかぶらの木と、宮大工さんの造ったという天井、広間の欄間などにも驚かされました。
高知生まれの歌人で、十和田湖を愛した大町桂月は、この蔦温泉を常宿にし、ここで亡くなりました。 辞世の句は、
極楽に越ゆる峠のひと休み,蔦のいで湯に身をば清めて